令和6年7月8日(月)、7月11日(木)の2日間、厚別区第1地域包括支援センターで「認知症サポーターステップアップ講座」を開催しました。
札幌市のモデル事業として厚別区を含む5つの区が選ばれ、令和6年度から包括が主体となって「チームオレンジ」の取り組みが始まりました。これは、「認知症と思われる初期の段階から、心理面・生活面の支援として、認知症の方の悩みや家族の身近な生活支援ニーズ等と認知症サポーターを中心とした支援者をつなぐ仕組みのこと」と言われています。つまり、認知症の方とその家族を、周りの方で支えていきましょう、という仕組みになります。
今までも認知症サポーター養成講座を定期的に行っていましたが、今回のステップアップ講座では、すでに認知症サポーター養成講座を受講している方の中で、「認知症に関するボランティアとして活動したい」という希望がある方を対象にしています。
講座では、チームオレンジについての説明や、認知症の症状や対応、また「認知症の人と暮らす社会」をテーマとした、社会全体で認知症を支えていく事の大切さ等についての講話などを、関係機関の方々にご協力いただき実施しました。
また、今後認知症に関するボランティアを行うにあたって、厚別区社会福祉協議会 事務局次長 辻京美様に、ボランティアの基本についてお話いただいたほか、認知症と思われる方への対応や、オレンジサポーターとして今後どのような活動が出来るか、という事について、参加された方々でグループワークを行いました。
参加された方からは、「自分の出来ることであれば、ボランティアをしていきたい」、「大変勉強になった」などのお声をいただきました。
次回は、9月20日(金)13:30~17:00に、ホクノースーパー中央店(もみじ台北7丁目1-2) 2階健康ステーションにて講座を実施予定です。ご希望の方は、厚別区第1地域包括支援センター(☎011-896-5077)までお問合せください。
※ボランティアとして活動するには、①認知症サポーター養成講座、②認知症サポーターステップアップ講座の2つを受講する必要があります。認知症サポーター養成講座を受講されていない方には、お問合せいただいた際に講座の日程などご案内させていただきます。
今後、認知症に関する普及啓発や、認知症の方がやりたいことを叶えていくための方法などを、認知症の方やその家族、ボランティア(オレンジサポーター)の方と一緒に考えていく予定です。
詳細が決まりましたら、またお知らせします!
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