令和6年2月20日(火)厚別区民センターの区民ホールにて、厚別区内訪問系・通所系・短期入所サービス事業所の従事者向け『高齢者虐待防止法からみた 虐待の気づきのポイント』の研修会を行いました。
厚別区第1包括支援センターが関わっている虐待ケースや権利擁護のケースにおいて、いつもアドバイスやご支援をいただいている、弁護士法人カント 塚谷 翔 弁護士を講師としてお招きし、”高齢者虐待防止法からみた「これって虐待?」”をテーマに講話していただきました。
高齢者虐待防止法についてや、高齢者虐待の5つの類型(身体的虐待・性的虐待・心理的虐待・ネグレクト・経済的虐待 )・虐待が疑われる場合どうすれば良いのか?について、詳しくお話ししていただきました。
また、講義後にはグループワークも行いました。
計20事業所・28名の方々が参加していただき、「弁護士の先生から講義を聞く機会がなかったので、すごく勉強になった。」「他職種の意見が聞けて良かった。」「マニュアル作成しようと思っていたため、とても参考になりました。」と感想をいただきました。
弁護士の先生に向けた質疑応答があり、グループワーク内で多職種による視点の違いに盛り上がるなど、和気あいあいとした雰囲気の中でとても有意義な研修会となったと感じます。
気づきのポイントや、虐待のサインを元に、「何か気になる」と感じ、悩んだり迷った時には、地域包括支援センターにご相談いただくようお願いいたします。
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