梅花実といえば、音楽会。新型コロナウイルスが流行する前は月に複数回、梅花実音楽会（通称：梅音）として地域の方の発表の場として、梅花実をご利用されている全ての皆様の楽しみの場として活発に開催していました。新型コロナウイルスがまん延して以降は、開催を中止せざるを得ない状況が現在も続いております。
先日一本の電話が。以前梅音に出演されていた高校の教職員の方より「何とか練習している合唱を発表できる場を設けることができませんか」とのご相談でした。感染者数も高止まりの状況が続いており、対面での開催はできないため、今回はオンラインでの開催という初めての試みで計画しました。
出演者は札幌静修高校と札幌平岡高校の合唱部合同チームの皆様。開催の目的は「日頃から練習している合唱を発表し、違う世代の方々と交流する」「歌を聴いてもらう喜びを味わう」です。
繰り返しとはなりますが、オンラインでの開催は初めての試みでした。スピーカーを通しての歌声でしたが、学生の皆様の思いはオンラインでも伝わり、利用者様からは自然と拍手が沸き起こり「きれいな歌声だね」と心の声が聞こえてきました。
合計6曲披露していただき、最後はアンコールにも応えてくださいました。
新しい形での開催でしたが、札幌静修高校合唱部、札幌平岡高校合唱部の皆様。場所は違っても思いは共有できたと思います。感動をありがとうございました。
新型コロナウイルスが収束するまではオンラインでの開催。それ以降はぜひ対面での開催を企画できればと思います。近い将来に収束し、梅花実という同じ場所で互いの喜びや感動を共有できる事を切に願っています。
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