気温が下がり、お風呂が気持ちよい季節になりましたね!
しかし、冬場の入浴には特に注意が必要です。
入浴中の事故死は冬季に多く、12月から2月にかけて全体の約半数が発生しています。
また、入浴中の事故は、ほとんどが浴槽内で起きています。
人口動態統計による家庭の浴槽での溺死者数は、2019年に5166件おきており、そのうちの9割以上が65歳以上の高齢者となっています。
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●入浴中の事故を防ぐための注意点●
(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。
急激な温度変化は血圧変動が大きくなり危険です。
入浴前は浴室や脱衣所を暖めておきましょう。
シャワーの湯気で浴室内を暖めたり、浴槽のふたを外して蒸気を立てることも有効です。
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(2)湯温は41度以下、湯につかる時間は10分までを目安にしましょう。
熱いお湯に長時間入ると、のぼせて意識障害が起こったり、熱中症になる可能性もあります。
お湯の温度と浴槽につかる時間は気をつけましょう。
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(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
入浴中は身体に水圧がかかっています。
急に立ち上がると身体にかかっていた水圧がなくなり血管が一気に拡張して血圧が下がり、意識障害を起こすことがあります。
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(4)食後すぐの入浴、またアルコールが抜けていない状態の入浴は控えましょう。
(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらいましょう。
入浴事故は出来るだけ早く発見することが大切です。
公衆浴場等は体調が悪くなった時の発見が早いため、一人暮らしの方などは公衆浴場等の利用もひとつの手です。
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安全に入浴して寒い冬を乗り切りましょう!
(厚別区第2地域包括支援センター 保健師チーム)
出典:消費者庁ウェブサイト
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