厚別区役所にて災害発生時を想定した要配慮者二次避難所(福祉避難所)の開設までのシュミレーションを行いました。
要配慮者とは高齢者、障がい者、妊産婦等、避難生活に配慮を要する方で、要配慮者二次避難所(福祉避難所)とは、一般の避難所での生活が困難な要配慮者のための避難所を指します。当施設も施設内に福祉避難場所用スペースを完備し、要配慮者二次避難所の候補施設となっています。
実際に災害が発生した際に、札幌市が施設の被災状況やスタッフの確保ができているか等の状況を把握し、要配慮者の受け入れが可能かを確認したうえで、災害発生後概ね3日目を目途に開設することとされています。要配慮者二次避難所への受入は、札幌市が施設と調整を経て行うものであり、自己判断での直接避難はできないことになっています。
今回の研修では、災害発生から要配慮者二次避難所開設までの流れを、実際に札幌市の担当者と直接シュミレーションを行ったことで、イメージをつけることができました。実際に災害は発生した場合、まずはご入居者の安全を最優先しながら、要配慮者二次避難所の開設に備え、今後も準備を進めていきたいと考えています。
動画の途中で音声が流れます。
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