介護予防センター厚別西東では、コロナが蔓延し始めた頃、外出自粛により家ですることがないという手芸の得意な高齢者の方々10名に協力していただき、手作りでマスクやお薬カレンダーを制作していただいていました。マスクはマスク不足だった際に地域で必要な方々へお配りしました。お薬カレンダーは薬局やドラックストアの薬剤師さん、包括支援センターや居宅介護支援事業所のケアマネさん、区役所の保健師さんなどに協力をもらい、お薬の管理が苦手な方へ配布していただきました。現在で66本を配布できました。多くの方々に活用していただいているのかなと思っております。
その取り組みが服薬管理の一つの例として、看護師養成のテキストに写真が掲載されました。
手芸の得意な高齢者の方々のやさしさが、地域の専門職の方々のご協力で、お薬管理が苦手な方へ届き、思いやりが伝わっていく素敵な取り組みになったと思います。
ご協力いただいた高齢者のみなさま、専門職のみなさまに心より感謝申し上げます。今後も無理のない範囲でご協力いただけるとうれしいです。
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