8月28日月(水)もみじ台にあるホクノースーパー中央店2階で、認知症ポーター養成講座を開催しました。
講師は特別養護老人ホームサポーティもみじ台の相談支援課長、東出裕之氏です!
また、臨時で開催したにもかかわらず、19名もの方が参加してくださりました。
東出さんには、具体的な例を出しながら、あるある!の情景が思い浮かぶ大変わかりやすいお話をしていただきました。
エピソードを一つ紹介すると…
「物忘れ」と「認知症」の違いについて、
たとえば、認知機能低下が心配な方との会話で、昨日美味しいお寿司を食べたよねーという話をした場合、
あー小樽か積丹だっけ?美味しかったね。と返答されることがあれば、詳細まで覚えてはいないけども海辺のどこかにお寿司を食べに行ったと言うことは覚えていることになりますよね。これは「物忘れ」です。
一方、寿司?自分を置いて食べに行ったのかい?と返答されたとします。記憶の一部がすっぽり抜けてしまっている状態です。これが「認知症」です。
わかりやすい具体的な説明に、私たち専門職もうんうんと頷きながら勉強させていただきました。
そして、認知症の方と関わる時に大切な心がけとして3つの「ない」があります。
また、声をかけるときに思い出してほしい具体的な対応の7つのポイントもあります。
4時間365日介護をしているご家族の中には、このように対応できるほど余裕がない方もたくさんいるでしょう。
ただ、上記2つをたまに思い出してほしいです。私たちがされても嫌なことですよね。
ご高齢の方を支援する私たち専門職としても、気を付けていきたいポイントです。
認知症について正しく理解し、認知症の人とその家族を見守り、声掛けやちょっとした手助けができるサポーターを養成するため、地域包括支援センターでは定期的に「認知症サポーター養成講座」を実施しています。
下記日程で定期で開催していることに加え、「知り合いと一緒に受けたいけど日にちが合わない」、といった事情がある方、「職員数名で受講したい」といった企業や事業所の方などについて、数名からのご参加で定期開催の日程以外の実施もご相談をお受けいたします。もしご興味がある方はお気軽に厚別区第1地域包括支援センター(011-896-5077)へお問い合わせください!
コメント