ローカルルールは先人の知恵

へっぽこ保健師もゆの栄和会日記

みなさん、こんにちは。

へっぽこ保健師もゆです(^^)/

1月は雪が少なく、ずいぶんと楽をさせてもらっていましたが、2月になって…降りましたね。降っちゃいましたね(>_<)

もゆが作る「コミュニティカフェ あるくっちゃ」でも、入口の玄関フードのところで、雪をほろってから入店されるお客様が増えました。

カフェの中に雪を持ち込むと、すべるんですよ、床が。

皆さんそれをよくわかっているので、玄関フードのところで足をどんどんして、雪をほろってから入店してくださっています。

そんなある大雪の日、来店されたおばさまがカフェの入口で仰いました。

「ほうき無いの?ほうき持ってきて」

えっ?ほうき?(@_@)

ほうきってこれ?↓

「そうそれ。ちょっと、こっちによこして」と仰り、その方は手慣れた様子で、自分の靴についた雪をほうきでほろい始めたのです!

靴の細かな溝からも雪をかきだして、きれいさっぱり雪を落としてしまわれました(*^^)v

こんな感じで、靴の雪をほろうのです(*^^*)

「このほうきね、入口のところに置いといたらいいのさ」と仰って、おばさまが玄関フードの中にほうきを立てかけたところ…

なんと、そのあとに来店されたお客様全員が、そこにあるほうきを自然に手に取って、自然に靴の雪をほろったのです~(@_@)

「えっ、みんなすごい!みんな普通にほうきで雪をほろうの?」と聞いたもゆに…

「なに当たり前のこと言ってるの」

「玄関には、ほうきを置いておくのが常識でしょ」

「この店、なんでほうきがないのかなぁと思ってたのよ」

と、たたみかけてくるおばさま達(-_-;)

個人宅の玄関にも、近所の会館の入口にも、当然のようにほうきが置いてあって、みんな当然のようにほうきで靴の雪をほろうのだとか。

確かに、よく観察してみれば、入口の不自然な場所に、ほうきが置いてあること、あるある!!

ほうきを見るたびに「お掃除した後、しまい忘れたのね~」なんて思っていたけど、違うんだ!(≧◇≦)

この小さなローカルルールが生まれたのは、先人の知恵からなんだろうな…。

最初は、日々の暮らしに役立つ情報を共有しただけだったのかもしれないけれど、いつの間にか「それが当然」になってしまうくらい、地域でルール化しちゃってる。すごいなー。

「雪が降る」という地域特性を受け入れ、助け合って、工夫しながら生きてきた地域の皆さまを感じて、ほっこりしたもゆなのでした(*^^*)

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